医学書疣贅のみかた治療のしかた【皮膚科医のオススメ教科書⑨】 イボ(尋常性疣贅)は外来患者の中でもそれなりの割合をしめているので重要である。 (皮膚の病気は何種類あるのか) しかし根本的な治療法がないことが問題になる。 治らないイボは何をやっても治らない。しか... 2018.01.24医学書
診療技術気合で治すイボの話【信じるものは救われる?】 「病気は気合で治す」なんて医者が言ったら笑われるだろう。 しかし実際の臨床現場では、意外にも気合が大事になることもある。 精神科医、春日武彦先生の著書に「気合で治す」ことについての記載がある。 ... 2018.01.15診療技術
医学書診療所で診る皮膚疾患【皮膚科医のオススメ教科書⑧】 皮膚科医のおすすめ教科書を紹介するシリーズ第8回目。 今回紹介するのは皮膚科治療の教科書。 治療の教科書として一番初心者向けでわかりやすいと思うのが、中村健一先生の「診療所で診る皮膚疾患」である。 ... 2018.01.12医学書
診療技術皮膚科の名医になるための3つの条件 医師になったからには名医を目指したいと誰もが思うはずである。 しかし、難しい病気をひと目で診断できる皮膚科医が名医というわけでもない。 診断は難しくても治療は大差がないからだ。 そのため皮膚科で「名医の判断基準」を... 2018.01.08診療技術
診療技術皮膚科患者の薬の使用率は実際どれくらい?【アドヒアランス】 皮膚科ではちゃんと薬を使っていない患者が多い印象があり、それがドクターショッピングの原因にもなっている。 実際自分が軟膏を塗るときも毎日は塗らないことが多い…。 その印象が正しいのか、「患者がホントに薬を使ってい... 2018.01.02診療技術
医学書毎日診ている皮膚真菌症【皮膚科医のオススメ教科書⑦】 皮膚科の患者は湿疹と水虫(白癬)だけで50%を占める。 関連記事>>皮膚の病気は何種類あるのか 白癬と湿疹を鑑別できれば皮膚科の50%をカバーできるということなので、白癬はとても重要な疾患であ... 2017.12.29医学書
診療技術ピンチの時ほど笑顔が大事 【書評】「この世でいちばん大事な「カネ」の話」西原理恵子 漫画家で、高須クリニックの高須院長の嫁でもある西原理恵子の自伝を読んだので紹介する。 この世でいちばん大事な「カネ」の話 貧乏だった幼少時代。 父親は事故死、新しい父親は自殺。上京し漫画家になったものの、麻... 2017.12.25診療技術読書
医学書褥瘡外用療法のキホン【皮膚科医のオススメ教科書⑥】 外用薬を使う状況は2つ。 湿疹などの炎症性皮膚疾患 潰瘍などの創傷 今回は潰瘍などの創傷治療についてのおすすめ教科書「外用薬の特性に基づいた褥瘡外用療法のキホン」を紹介する。 炎症... 2017.12.15医学書
診療技術「外用薬混合の可否」を皮膚科医が解説する【メリット・デメリット】 皮膚科医の85%が軟膏を混合して処方しているという。 でも外用薬を混合することに対しては、配合変化や細菌汚染などの問題から否定的な意見も多い。 皮膚科のお医者さんは、なんで塗り薬を混ぜたがるのだろう? オリジナルのレシ... 2017.12.13診療技術
医学書ここがツボ!患者に伝える皮膚外用剤の使い方【皮膚科医のオススメ教科書⑤】 皮膚科医なら基本になるのが外用薬の知識。 外用薬を使う状況は大きく2つに分けられる。 湿疹などの炎症性皮膚疾患 潰瘍などの創傷 それぞれについて、おすすめ教科書を紹介する。 まず今回... 2017.12.11医学書
医療情勢治療法がない病気をどうみるか 【医学書評】「治らない」時代の医療者心得帳 「患者を救うことが生きがい」なんて言ってる医者をたまに見かけるが、多少胡散臭く感じてしまう。 自分が研修医になって最初に思い知ったのは、必ずしも救える患者ばかりではないということだった。 【関連】研修医のときに知った理想... 2017.11.17医療情勢医学書
医療情勢【100記事到達】ブログ人気記事10選を公開 ブログ記事がついに100記事に到達した。到達まで8か月。 今回はGoogleアナリティクスを使って、いままでの記事のアクセス数ランキングを調べてみた。 ランキングと各記事のコメントを紹介する。 10位 皮膚科患者にドク... 2017.11.13医療情勢まとめ記事
診療科選び皮膚科の面白さはレアモノ探し 【医学書評】ニッチなディジーズ 診療の現場では、「珍しい病気ではなくて、一般的な病気や命に関わる病気を最初に考えなさい」と教わる。 確かにその通りなのだが「じゃあ珍しい病気はどうやって診断するのか?」という疑問については答えてもらえない、 國松淳和先生... 2017.11.03診療科選び医学書
診療技術【教科書には書いてない】皮膚病変のみかたと勉強法 皮膚科医を目指す人、皮膚科初心者へ。 皮膚科の勉強をしようと思って教科書を読むと、まず「原発疹」、「続発疹」の説明から始まる。 これがとっつきにくくて面白くないし、初心者にとってはあまり役に立たないような気がする。 ... 2017.10.23診療技術
診療技術皮膚科医のステロイドの使い方 「戦力の逐次投入は愚策である」 戦争において「戦力の逐次投入は愚策である」という格言がある。 時間における戦力の集中で最悪といえるものは、必要数に満たない戦力を次々に投入して、そのつど撃破される例である。 つまり、「戦力の逐次投入」は戦略においてもっとも戒... 2017.10.20診療技術
医学書膠原病教科書の定番「膠原病診療ノート」【皮膚科医のオススメ教科書④】 今回紹介するのは、膠原病の教科書では一番有名だと思う「膠原病診療ノート」。 自分が最初に買ったときは第2版だったが、今は第3版になっている。 ▼前回の記事▼ 膠原病の教科書について 膠... 2017.09.29医学書
医学書皮膚病理イラストレイテッド①炎症性疾患【皮膚科医のオススメ教科書③】 皮膚科の伝統として、病理医に頼らず「自分たちで病理診断を行う」というのがある。 だいたい週1回病理カンファレンスがあって、全員で病理所見を確認し診断する。 そのプレゼンをするのは入局したての若手の医師である。 ... 2017.09.22医学書
医療情勢女性医師のキャリアデザインを真面目に考えた たまに学会で女性医師のキャリアについての話を聞いたりする。 子育て、家事、研究、臨床とすべてをこなすスーパーウーマン的な人が出てきて話をしていることが多い。 「頑張ればすべてできますよ」と。 しかしこれは一般の女性... 2017.09.20医療情勢キャリアデザイン
診療技術栗山監督から学ぶ 「異業種を参考にする」ビジネスモデルのヒント 日ハムの栗山監督のインタビュー記事を読んだ。 チャンスやヒントが野球以外のところにある。 プロ野球選手って、野球のことだけを考えてここまで来ている人が多いでしょう。 そこで他の人との差を出すためには、野球じゃないところ... 2017.09.15診療技術
診療技術皮膚科医の待ち時間対策【外来の待ち時間を減らす診察法】 皮膚科は薄利多売である。 皮膚科診療は単価が低いため、開業皮膚科医はたくさんの患者をみる必要がある。 流行っているクリニックにバイトに行くと半日(3時間)で100人以上の患者を診察しなければならない状況に出くわす... 2017.09.08診療技術