【はじめての方へ】>>ブログの紹介とオススメ記事一覧
診療技術

皮膚科医が國松淳和先生から学んだこと

色々な面白い医学書を出版されている國松淳和先生。 今までいくつかの本を紹介してきたが、今回はそれらの記事をまとめたいと思う。 蹄の音を聞いてシマウマを考える方法 診療の現場では、「珍しい病気ではなくて、一般...
医学書

「膠原病のホントのところ」から学ぶ臨床の神髄

膠原病診療の考え方が書かれた対談本「膠原病のホントのところ」。 この本が大変面白かったので紹介したい。 膠原病診療のポイントは大きく2つあるようだ。 膠原病は臨床診断 膠原病は原因...
診療技術

臨床診断と皮膚科医のヤブ医者化について

皮膚科診断は直観的になりがちである。 直観的になんとなく湿疹と診断して、とりあえずステロイド外用…という対応が多いのではないだろうか。 その理由は確定診断できる検査がなく、臨床症状のみで診断しなければならないからである。...
診療技術

ブログの真髄は思考の言語化である

2017年の3月にブログを始めて今年で7年目に突入した。 ブログを書く一番のメリットは何なのか? 改めて考えてみると、それは「思考の言語化」にあると思う。 自分の考えを言語化して書き留めておくことのメリット...
医療情勢

私が管理職で学んだこと

前回は大学院、研究関連の記事をまとめた。 学位を取得した後は、管理職として総合病院に勤務することになった。 しかし多くの人(男性皮膚科医の34%、女性の54%)は管理職なんかやりたくない…と思っているそう...
医学書

皮膚科初学者へオススメの教科書5選

以前ブログで皮膚科のおすすめ教科書・参考書を15冊紹介しました。 厳選!皮膚科のおすすめ教科書15選 しかし多すぎて選びきれない、読むのが大変すぎるという意見も多くいだだきました。 そこで今回は、その中から特に初学...
医学書

「誰も教えてくれなかった皮疹の診かた・考えかた」皮膚科医のオススメ教科書㉑

皮膚科診断の教科書はたいてい原発疹、続発疹の説明から始まる。 しかし結局たくさんの写真が並べられているだけで、どうやって診断につなげたらいいのかは書かれていない。 そこで今回は初学者にオススメの皮膚科診断学の教科書を紹介...
医療情勢

カルトの手口と臨床研修について

少し前にカルト宗教が話題になった。 カルトになんかハマるはずない…とほとんどの人が思うだろう。 しかし新興宗教の手口は驚くほど巧みなのだという。 旧2ちゃんねるで絶賛されていた小説「ガダラの豚」。 そ...
診療技術

治らないと言わないことは美徳なのか?

世の中には治らない病気は多い。 医師が治せる患者は少ない。病気の診断がつく患者も思うほど多くはない。 (看護のための精神医学) しかし我々の業界では、「治らない」と患者に言ってはならないとされている。 決して「治...
診療技術

「ステロイドの虎」から学ぶプレドニンの使いかた

色々な面白い医学書を出版されている国松淳和先生。 今までいくつかの本を紹介してきた。 今回紹介するのは新作「ステロイドの虎」。 これまでとは違ってマニュアル色が強い教科書になっている。 ...
診療技術

医療現場のコミュニケーションを学べる本5選

医療現場で働いていると、コミュニケーションの問題に遭遇することは多い。 しかしコミュニケーションというと「患者様の気持ちに寄り添う」といったキレイゴトばかりがクローズアップがちである。 だが現実はそれでやっていけるほど甘...
診療技術

原因は何ですか?と聞きたくなる原因

診療中に聞かれることが多い質問の一つに「原因は何ですか?」がある。 しかしこれを聞かれると困ってしまう。 ほとんどの皮膚疾患が原因不明だからである。 湿疹すらも原因がはっきりするのは稀。 最も多いのは...
診療技術

いろいろな紅斑の呼び名をまとめてみる

紅斑には色々な呼び名がある。 多形紅斑、浮腫性紅斑、紅斑丘疹、蕁麻疹様紅斑など。 でもこれらがどう違うのかは詳しく習ったことがなく、適当に使っているのが実状である。 そこで今回は紅斑の呼び名について、皮疹の表現に一...
診療技術

皮膚科のオススメWebサイト

管理人が使っている医学関連の役立つWebサイトを紹介します。 ①日本皮膚科学会 個人情報の変更をしたり、専門医の単位を登録したりと、何かとお世話になるサイト。 各種ガイドラインも掲載されています。 ま...
診療技術

「わからない」と言えることの価値【医学書評】不明熱、不明炎症レジデントマニュアル

色々な面白い教科書を出版されている国松淳和先生。 今までいくつかの本を紹介してきた。 今回紹介するのは不明熱についての教科書。 この教科書から「わからない」ことの価値について考えてみ...
診療技術

イキリ研修医と後医は名医の話

ときどき「イキリ研修医」、「イキリ若手医師」という言葉を聞く。 しかし仕事にある程度慣れてきたころ、過度に調子にのってしまうのは誰しも身に覚えがあるだろう。 これはダニング=クルーガー効果と呼ばれていて、医療現場に限った...
医学書

「また来たくなる外来」とヒューマニズムの話【医学書評】

色々な面白い医学書を書かれている國松淳和先生。 これまでにいくつかの本を紹介してきた。 今回紹介するのは「また来たくなる外来」。 この本のテーマは医学書×自己啓発本。主に外来でのコミュニケーションス...
診療技術

皮膚科医の抗ヒスタミン薬の使い方(後編)

前回のつづき 抗ヒスタミン薬にはたくさんの種類がある。 蕁麻疹に対する抗ヒスタミン薬についての記事はいままでいくつか書いてきたが、今回決定版を作成したいと思う。 使い分けのポイントは2つ。 ...
診療技術

皮膚科医の抗ヒスタミン薬の使い方(前編)

抗ヒスタミン薬にはたくさんの種類がある。 蕁麻疹に対する抗ヒスタミン薬についての記事はいままでいくつか書いてきたが、今回決定版を作成したいと思う。 使い分けのポイントは2つ。 効果 副作用 ...
医療情勢

人格はお金に先行するのか?負のモチベーションも大切にしよう

「成功のためには人格的に優れている必要がある」 「人格はお金に先行する」 こんな言葉を耳にすることは多い。 でもそれに対してずっと違和感を持っていた。 キレイゴトすぎて、なんか胡散臭いな、と。...
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