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医師にもお金の知識が大事だと思う理由【医師の資産形成入門編①】

 

世間では「医者はお金持ち」というイメージがあるが、そこに落とし穴がある。

医者の生涯年収はサラリーマンの約1.5倍で思ったほど多くはない。

  • 医者(勤務医)の生涯年収⇒4億円(手取り3億円)
  • 大手企業サラリーマンの生涯年収⇒2.5億円~3億円

 

転勤を繰り返す勤務形態なので退職金が期待できないことも理由の一つだそうだ。

 

医者の給与の落とし穴

 

この本によると医師の給与体系にもトラップがあるそうだ。

誰でも医師免許取得後6年目くらい(30歳前後)に1000万強の給与となります。

一般人と比べるとかなり速いペースですが、この急激な年収アップは医師にとっての落とし穴でもあります。

 

この30歳前後の急激に年収が上がる時期に派手にお金を使う人が多く、医者がお金持ちと思われる理由となっている。

勤務医の給料は医師免許取得から10年くらいまでは上がっていきますが、そこで頭打ちになります。

しかし、その後も給与がずっと上がり続ける気になって金銭感覚が麻痺し、計画性なく消費や投資にお金をまわしてしまう医師が多くいるのです。

 

しかしそれ以降は給与が上がらず、生涯年収のうちの多くを前半に貰うというだけである。

給与がずっと上がり続ける気になって金銭感覚が麻痺し、計画性なく消費や投資にお金をまわしてしまう医師も多い。

ということで特殊な給与体系の医者にこそ、お金の知識(マネーリテラシー)が必要である。

 

さらにもう一つ大事なことがあるそうだ。

また派手にお金を使わないタイプの医師であっても、妻の浪費癖に悩まされることが少なからずあります。

 

嫁も人生のリスクになるので慎重に選ぶ必要があるということ。

重要な嫁の選び方については別記事で。

>>独身医師が考える嫁にまつわる諸問題

 

蓄財劣等生の医者

 

医者の金遣いが荒いのはアメリカでも同じらしい。

医者が蓄財に弱い傾向にあることは、私たちの調査にも表れている。高額所得者を職業別に分析すると、蓄財レベルが一番低いのは医者になる。

十分な貯金がなく、金が出て行く一方だと心配するのも医者に多い。

 

所得は高いが資産は持っていない。日米に共通した医者の問題である。

まとめると医者は

 

  • 所得は高いが頭打ちになり、退職金ももらえないので生涯年収は低い
  • 支出が多いため資産を持っていない

 

ということになる。

お金持ちとは保有資産によって規定されるため、医者はお金持ちとは言えない。

>>資産形成の目標額「金融資産1億円」の意味

 

資産形成について考える

 

医師のキャリアを考える上でも資産形成は重要なテーマである。

医師のためのキャリアデザイン講座【経済的独立を考える】
どういうキャリアを形成するかを考える場合、「臨床か研究」とか「勤務医か開業医か」という2択になる場合が多い。 しかし現役時代にどう過ごすかに気を取られすぎて、「リタイア後に豊かに暮らす」という観点が欠けていてはいけないと思う。...

 

そこで有名な橘玲氏の本を参考にして資産形成について勉強していきたい。

 

橘玲氏によるとお金持ちになるための方法はたったの3つしかない。

 お金持ちになる3つの方法

①収入を増やす

②支出を減らす

③運用利回りを上げる

 

当たり前のようだが重要な法則である。

②と③についてはすぐに対策を始められる。

②に関しては「家計の把握」と「コストカット」、③に関しては「投資について学ぶ」こと。

 

これをもとにして医師の資産形成について考えていきたい。

つづく

家計簿のつけ方と税金の勉強法 医師の資産形成入門編②
資産形成の基礎知識を解説するシリーズ第二回。 資産形成の下準備として、最初は家計の把握と税金の勉強から。 それまで資産管理をまったくしていなかった自分が最初にやったのが家計の把握である。 ▼医師に資産形成が...

 

▼資産形成のために読んだ本▼

投資初心者が最初に読んだ15冊【医師の資産形成におすすめの本】

▼「資産形成入門編」まとめはこちら▼

【医師の資産形成・資産運用】初心者が知っておきたい10の基礎知識

 

【↓それぞれの詳細記事へのリンク↓】

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