これまで色々なフリーゲームを紹介してきた。
今回紹介するのは「ドラゴンクエスト3ダブルプライム」。
ファミコン版のドラクエ3をパソコンで完全再現したゲームである。
この画像を見て「懐かしい」と感じた老人はプレイ推奨。
基本的には原作を忠実に再現しているが、いくつかの違いがある。
そのため何度もプレイした人でも（何度もプレイした人ほど）楽しめるゲームになっている。
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システム面の強化
まずシステム面が強化され、遊びやすく改良されている。
- 歩行スピードアップ（スーパーファミコン並み）
- 戦闘はAI完備（キャラごとに作戦を設定できる）
- どこでもセーブ可能
特に歩行スピードアップは大きい。原作通りのスピードだとイライラする可能性があるが、サクサク進む。
ゲームバランスの変化
6人パーティー
一番の違いは4人→6人パーティになり、各職業が強化されていること。
特に大幅に強化されているのは商人。
戦士並みの能力がある上、専用装備が追加。さらに戦闘後に追加で拾えるお金がアップ。
商人を入れておけば、面倒なゴールド稼ぎをする必要はまったくない。
原作ではお金が不足することが多く、買う装備を取捨選択する必要があったが、基本的に最強装備を整えることが可能である。
（それに伴って、装備にお金がかからない武道家のメリットが薄れてしまった印象はある）
敵の出現数がアップ
味方が強化されてヌルゲーになるかと思いきや、敵も強化されているので絶妙なバランスを維持。
敵の出現数が大幅アップしている。
序盤は単体攻撃しかできないので、戦闘がかなり面倒なのが欠点ではある（ギラは火力が低すぎて使い物にならない）。
ここで挫折してしまう可能性があるが、ノアニールあたりで魔法使いのイオと僧侶のバギが揃うと、だいぶ楽になってくる。
中盤以降はメタルスライム、はぐれメタルの出現率が上がっていて、面倒なレベル上げはしなくていいように調整されている（でもレベルが上がりすぎてヌルゲーになることはない）。
終盤は新たな敵が追加。
ルビスの塔はザコ敵が超強化されていてヤバい。
マップの変化
基本的にマップは原作と同じだが、橋や旅の扉が追加されていて、船なしで世界を回れるようになっている。
マップの完成度が上がっている印象である。
カザーブの東から竜の女王の城方面に行けたり、ムオルの北から世界樹に行けたり。
ジパングの地下に旅の扉が追加され、船を使わずにジパングに行ける。
他にも商人の町や、レイアムランドにも旅の扉が追加されている。
ファミコン版を何度もプレイしてマップを暗記している人ほど楽しめる仕掛けである。
イベントの追加
大きな追加要素はオーブが8つになったこと。
それに伴いいくつかイベントが追加されている。
またアレフガルドでは、最初は船が使えないようになっており、ラダトーム→ドムドーラ→メルキド→リムルダールと陸路で移動する必要がある。
さらにアレフガルドには新ダンジョンが2つ追加。
クリア後ダンジョン
クリア後はファミコンのドラクエダンジョンに挑むことができる。
ドラクエ1のりゅうおうのしろ。ドラクエ2のハーゴンのとう。ドラクエ4のエスタークしんでん。
まとめと無料ダウンロード
レトロゲーム好きの懐古厨にはドラクエ3ダブルプライムを勧める。
ファミコンのドラクエ3をやりこんだ人も楽しめるはずである。
やっぱりオープンワールドの3Dゲームよりドットの2Dゲームのほうが面白い。
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以下、おまけの攻略情報（ネタバレあり）。
攻略情報（ネタバレあり）
自力では攻略不可能だった要素。
妖精の泉はアープの塔の北。
満月の塔は左側に飛び降りて、石像の前で銀の竪琴。
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