ドクターショッピングを避ける工夫②軟膏編

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今回も転院患者の話。

「他の皮膚科に行ったけど治りません」といって転院してくる患者は非常に多い。

その中には、実はきちんと軟膏を塗っていない人というのが一定数いるようである。

もう一度仕切りなおして、1週間しっかりと外用してもらうだけで治ってしまうという場合がある。

ただこれは患者を責められない部分もある。

実際自分で塗ってみると分かるが、軟膏を塗るのはとても面倒だ。

外用薬の使用率はとても低いというデータもある。

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治療効果をきちんと出すためには、外用を処方するだけではなくて外用のモチベーションを上げる工夫が大事である。

具体的な治癒までの期間を説明したり、再診日までに全部塗ってくるように指示したり。

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また権威が治療の役に立つこともあると思う。

例えば教授の外来だと、何も言わずに処方だけしたとしても患者が有難がって外用する可能性が高い。

一方研修医や、クリニックのバイト医が軟膏を処方した場合、患者が真剣に塗ってくれないこともあるだろう。

皮膚科では同じ診断、同じ処方でも、処方する医師によって治癒率が違っているはずだ。

実感としてはあるんだけど実際のデータはない。これを数値化できれば面白いと思うんだけど。

いずれにせよ「処方だけで終わらせない」のがドクターショッピングを避ける手段になる。

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