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ハンターハンターから学ぶストレングスファインダー

 

自分の苦手なことにどう向き合っていくのか。

これはとても重要な課題である。

 

苦手なことに正面から向き合い克服しようとする努力は大切だろう。

しかしある程度の年齢になってきたら、向き合いかたを変えたほうがいいのではないか。

 

有名なマンガ「ハンターハンター」に念という超能力が登場する。

(ハンターハンター6巻より)

 

能力には6つの種類があり、得意な分野はそれぞれ一つだけ。

例えば具現化が得意であれば、放出や強化、操作は苦手で使いこなすことができない。

 

優れた念の使い手だったカストロ。

(ハンターハンター6巻より)

 

しかし資質は強化系なのに、苦手な具現化と操作の能力を習得してしまったため、ヒソカに敗れ去った。

この教訓は、苦手なことはさっさとあきらめて得意なことに集中する方がいいということである。

 

自分が得意なこと、苦手なことは何なのか。世の中にはたくさんの自己分析ツールが存在する。

その中でも人気が高いのがストレングスファインダーである。

色々な有名人が自分の結果を公開している。

 

ハンターハンターには、得意な分野を知るための水見式という儀式が存在する。

(ハンターハンター7巻より)

 

ストレングスファインダーは現実世界の水見式に相当する。

 

今回ストレングスファインダーをやってみた結果と感想。

 

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ストレングスファインダーとは?

 

ストレングスファインダーには書籍版とネット版があり、177個の質問に答えることで、34の資質の中で自分が得意とする分野と苦手とする分野がわかる。

書籍版の方が価格は安いが、わかるのは得意な資質だけ。

 

一方ネット版の方は価格が高いが、34資質すべての順番がわかる。

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ストレングスファインダーの真価は苦手な資質の方にあると思うので、ネット版がオススメである。

自分の結果は以下の通り。

 

【上位5】

1.分析思考、2.内省、3.学習欲、4.慎重さ、5.収集心

 

【下位5】

30.社交性、31.包含、32.コミュニケーション、33.成長促進、34.信念

 

それぞれの資質について簡単に読み解いていく。

 

上位資質

 

上位資質はやはり…という感じ。

1位は「分析思考」

物事やデータの分析が得意な資質。

データの分析がとにかく好きでハマってしまう。

 

2位は「内省」

内省はいろいろなことを頭の中で考えるのが好きな資質。

話すことより、考えることが得意。

 

例えば講義やセミナーの後などは、みんなで話すより一人で考えて落とし込む時間を大切にしたい。

考えて落とし込むことを大切にしている「内省」上位の人は、たとえば講座やセミナーに参加した後は必ず一人になって学びを消化する時間を取ります。

そうしないと何となく気持ち悪いのです。

特に思考系の強い人は、学びの後の懇親会等にも参加せず一人になりたい人もいます。

 

ここに加わるのが「学習欲」「収集心」

この二つの資質は似ていて、「学習欲」は新しい知識を得ることへの喜び、「収集心」は情報を幅広く集めることへの喜び。

 

これらの上位資質の特徴は、すべてインプットに関するもの。

つまり情報を集めて分析するだけで満足してしまいがちということ。

ブログのようなアウトプットの場を持つことは有効といえるだろう。

 

下位資質

 

ストレングスファインダーの面白いところは、この下位資質にあると思う。

自分が苦手なことを知ることで、それに対応することができる。

 

最下位が「信念」

「信念」の才能が強い人は人生の目的に対する確固たる考えと強い感覚を持ち合わせています。使命感が人生の意義と方向性を決定づけます。

責任感と倫理観が強いことを評価の指標にします。

 

使命感も倫理観も希薄ということか…。

社会貢献とか患者への奉仕とかにいまいち興味が持てないはずである。

ソーシャルワーカー的な仕事にも、あまりやる気がでない。

【関連】「仮病の見抜きかた」から学ぶ不定愁訴をみるために必要なこと

 

ワースト2は「成長促進」

人の成長が自分の喜びという資質。

医員を指導する立場になり頑張って教育しているつもりだが、確かに充実感を得られない気がしている。

人の成長にはあまり興味が持てない。教師のような職業にはマッチしないということ。

 

その他の下位資質は「社交性」「包含」「コミュニケーション」

「包含」:もっと輪を広げようというチームつくりの資質

「社交性」:知らない人と出会い、人脈を広げることが得意な資質

「コミュニケーション」:考えを言葉で表現する能力、資質

 

下位資質はすべて他人に関わる資質。

チームつくりは苦手で孤独な作業に向いているということになる。

(要するにコミュ障ということ)

 

大学、総合病院でのマネジメントや、学会運営に関わる仕事など、大きな組織の運営には向いてなさそうだ(そもそも医者に向いていないのかもだが)。

またたくさんの人を雇ってビジネスを拡大していくのも難しいかもしれない。

一方最低限の人員でやっていくスモール起業には親和性を感じている。

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まとめ

 

以前読んだ伊集院静氏のエッセイの中に「自分を見切ることが器を大きくする」という記載があった。

器量とはその人の器の大きさである。

ここまでが自分の範疇だと仕事も生き方も見切ると、意外と当人の器量を伸ばす例が多い。

 

苦手なことを克服しようとするのではなく、あきらめて自分の能力が生かせる場に移動するという考え方。

これはある程度の年齢になったら必要不可欠なことである。

若い時はよいが、いつまでも「置かれた場所で咲きなさい」の精神ではいけない。

そのためには何が苦手なのかを客観的に知る必要がある。

「ストレングスファインダー」面白いので一度やってみてほしい。

 

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