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皮膚科医の読書記録2018年11月

 

11月の書評、全8冊。

11月は比較的時間があったので多めに読めた。

Kindleは欲しい本がその場で手に入るので非常に便利。

ただ読み直すときは不便さがあり、紙の本と比べて一長一短がある。

 

▼前回の記事▼

皮膚科医の読書記録2018年10月
ブログのフェイスブックページに毎月書評を書いてたんだけど、誰もみていないのでブログに書くことにした。 amazonプライム会員になってキンドル端末を購入したので電子書籍も読んでいる。 本に特化した...

 

1. アウトプット大全

評価★★★★☆4

 

最近流行のアウトプット。

アウトプットにこだわった、かなりヴォリュームのある1冊だった。

プレゼンの仕方とかアイデアの出し方とかについても書かれていて参考になる。あと書評のテンプレートというのも面白かった。

この本に書かれている「Google日本語入力」を早速導入した(今更…?)。

 

2. 国家破産はこわくない

評価★★★☆4

 

橘玲の本。金利と円安、円高について書かれた経済学の話。

内容は結構難しい。

経済の状態は高金利/低金利、円安/円高の組み合わせで4パターンに分けられるという。

現在は低金利・円安。

これからは「低金利・円高」か「高金利・円安」に向かう可能性があり、それぞれについて取るべき戦略が解説されている。

かなり勉強になった。おすすめ。

 

3. 姑獲鳥の夏

評価★★★★☆4

 

京極夏彦のデビュー作を再読。

ミステリーマイベスト10の小説。やっぱりスゴイ作品である。

今度ネタバレレビューを書く予定。

 

4. ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた

評価★★★☆☆3

 

ホリエモンは大量に本を出していて、どれも同じようなことが書いてあるんだけど、ついつい買ってしまうのはマーケティングのうまさからだろうか。

この本はホリエモンが刑務所で読んだ本の書評と、書評サイトの運営者との対談から構成されている。

書評より対談の方が面白かった。

 

ネットの普及でいくらでも情報が手に入るようになって、雑誌の価値は低下してしまった。

しかし最近はネットの情報が増えすぎて、有益な情報を手に入れるのが逆に難しくなっている。

そこで、ちゃんとした雑誌やサイトなどの価値が再び上がってきているようだ。

 

これからキュレーションメディアの戦国時代が始まるのか?

 

5. 恋愛炎上主義

評価★★☆☆☆2

 

しみけんとの結婚が話題のはあちゅうの恋愛エッセイ。

5年位前の本なので、はあちゅうはまだ20代で独身。

男が読んでもあまり面白くはないんだけど、「36歳以上で結婚していない男性にはなにかしらの問題がある」っていうのは鋭いし、身につまされる思いである。

またTwitterのツイートのまとめも載っているんだけど、ハッシュタグの使い方は自分のツイートの参考にさせてもらった。→#臨床のメモ

 

6. 人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術

評価★★☆☆☆2

 

電子書籍。プライム会員の無料本で30分くらいでさっと読める内容

あまり目新しいことはなかったが、ブログの目標は「本を出版すること」と書いてあったのは気になった。

amazonでの電子書籍の出版法についても書かれている。

このブログも出版できる日は来るのか…。

 

7. 医者の本音

評価★★☆☆☆2

 

医者の仕事の内容について患者向けに解説した本。

すごく丁寧にわかりやすく書かれていて、作者の人柄はよさそうである。

一般の人にとっては良い本だと思う。

ただ医者の立場から見ると、内容にあまり面白みはないように感じた。

同じようなテーマでは、里見先生の「医者とはどういう職業か」の方が色々ぶっちゃけてて面白い。

患者からの謝礼をどうするか、とか。

 

8. 起業は1冊のノートから始めなさい

評価★★☆☆☆2

 

起業のために必要なことが解説されているが、肝心のノートの作り方についてはあまり書かれていない。

取ってつけたように「ノートに書きましょう」と書かれているだけだった気がする。

内容もまとまりがなく、タイトルの付け方が上手いだけの本かな。

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