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皮膚のトラブル解決法【皮膚科医のオススメ教科書②】

 

一般的な皮膚科の教科書は原発疹、続発疹の解説からはじまって、疾患の疫学、病因、病態生理などが詳細に書かれている。

 

▼原発疹、続発疹から入らない皮膚のみかた▼

初心者のための皮疹の見かた「基礎編」 | 皮膚科の学び方 | 皮膚科医のためのサイト
 皮膚の診察はとっつきにくく、苦手な方が多いと思います。今回は初心者のために、簡単な皮疹のみかたを解説したいと思います。わかりやすく簡略化したものなので、上級者が読むと違った意見もあるかと思いますがご容赦ください。 まずAとBの紅斑がどう違うかわかるでしょうか。この違いが皮膚科診察のキーポイントになります。 答えは「A...

 

皮膚疾患は種類が多いので、どうしても1つの疾患についての記載は短くなりがちでイマイチ実践的ではない。

そこでこの本「皮膚のトラブル解決法」である。

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皮膚のトラブル解決法のレビュー

 

普通の教科書と重複することは最小限で、臨床現場で役立つ実践的な内容がコンパクトにまとめられている。

誤診、うっかりミス、クレームなど皮膚科の外来はまさに戦場である。

本書の内容は現場での対応に絞ったもので、本格的に皮膚科を極める本ではない。

いまひとつ外来での実践的な部分が分からない医師のために書かれたものである。

 

数多い皮膚疾患の中で、遭遇する頻度の高い皮膚疾患に絞って対応策が述べられている。

だからといってありきたりな内容ではない。

教科書には載っていない患者への説明のコツや陥りやすいミスが書かれていて、初心者はもちろん専門医にとっても役に立つ内容があるはず。

単純ヘルペスの罠にご用心:痛恨の診断ミスから学ぶ

痒疹の罠:1週間もあればヤブ医者になれます

言葉の罠と落とし穴:外来で言ってはならない言葉、信頼を得ることができる言葉

 

教科書ではあまり触れられていないが、現場では意外に多いジベルやジアノッティにページが割かれているのも大きいと思う。

読み物として面白い本は皮膚科では珍しく、オススメ。

この本の内容をマスターしておけば、外来診療のレベルが間違いなく上がるはず。

 

つづく

皮膚病理イラストレイテッド①炎症性疾患【皮膚科医のオススメ教科書③】
皮膚科の伝統として、病理医に頼らず「自分たちで病理診断を行う」というのがある。 だいたい週1回病理カンファレンスがあって、全員で病理所見を確認し診断する。 そのプレゼンをするのは入局したての若手の医師である。 ...

 

▼オススメ教科書のまとめはこちら▼

>>【学生、研修医から専門医まで】厳選!皮膚科のおすすめ教科書15選

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