【モテたい男はこれを読め②】「ぼくは愛を証明しようと思う。」藤沢数希

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独身男子ならやっぱりモテたい。

ということで、モテたい男のための参考書シリーズ第二弾。

▼前回は哲学書「すべてはモテるためである」▼

【モテたい男はこれを読め①】「すべてはモテるためである」二村ヒトシ
独身男子ならやっぱりモテたい。 ということで、モテたい男のための参考書シリーズ第一弾。 ほとんどすべての...

今回はナンパの手法『恋愛工学』を解説した、藤沢数希の小説「僕は愛を証明しようと思う」。

最近ドラマ化も決定した。

あらすじ

26歳の弁理士・渡辺は、溺愛していた恋人・麻衣子に浮気されBARで酒に溺れていた。

そこで、以前仕事で出会った永沢が、初対面の美女を瞬く間に虜にする現場を目撃する!

追いすがる渡辺に、永沢はモテるための究極のテクノロジーの存在を伝えるのだった。

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非モテコミットという発明

恋愛工学とは

進化生物学や心理学の研究成果を基に、金融工学のフレームワークを使って、ナンパ理論を科学の域まで高めたもの

仰々しい説明だが、この恋愛工学についてはネットで賛否両論だ。

しかし「非モテコミット」という言葉を生み出したことは大いに価値があると思う。

非モテコミットというのは、お前みたいなモテない欲求不満の男が、ちょっとやさしくしてくれた女を簡単に好きになり、もうこの女しかいないと思いつめて、その女に好かれようと必死にアプローチすることだ。

女はこういう男をキモいと思うか、うまく利用して搾取しようとするかのどっちかしかないんだよ。

一人の女性に夢中になりすぎて周りが見えなくなる状態で、その必死すぎる態度が気持ち悪く感じられて、モテないという。

そして非モテコミットを避けてモテるための戦略は、複数の女性に同時進行でアプローチすることとされている。

同時に複数の女に次々とアプローチをしていく戦略は、おそらくは確率的な優位さ以上のものがあるのだろう。

次の女がいると思えば、目の前の女に嫌われることを恐れ、萎縮してしまうことを多少なりとも避けることができる。

これは結構、物事の真理をついているような気がする。

研究における非モテコミット

外山滋比古氏の名著「思考の整理学」に、論文を書く学生へ向けた言葉がある。

論文を書こうとしている学生に言うことにしている。

「テーマはひとつでは多すぎる。すくなくとも二つ、できれば三つもってスタートしてほしい。」

ひとつだけだと、これがうまく行かないと後がない。こだわりができる。妙に力む。頭の働きものびのびしない。

ところが、もしこれがいけなくとも代わりがあるさ、と思っていると気が楽だ。さてどれがいいか、そんな風に考えるとテーマの方から近づいてくる。

論文を書くときも、一つのテーマにのめりこみすぎてはいけないらしい。

「非モテコミット」がよくないというのは、仕事でも恋愛でも普遍的に成り立つ法則のようだ。

いい男の条件は余裕がある男

岡田斗司夫氏はかつて女性向けの著書の中で語っている。

 

女から見たいい男の第一条件は「余裕がある男」。

「余裕がある」ことが魅力的にうつってしまうのはわかる。でも本当はそうじゃないヤツの方が信用できると思ってほしいね。

男は同い年くらいの子とつきあう時は、本気になっちゃう。本気になると、態度に余裕がなくなる。

でも既婚男性の場合、若い女の子とは完全に遊びでしょ。適当につきあえる。だから「うへぇ、この女の子、嫌な女だな」と思っても、「ああ、お前はそれでいいんだよ」っていうふうに言えちゃう。 

女は余裕がある男が好き。「余裕がある」とは非モテコミットしないということ。

既婚男性がモテる理由は、所詮遊びだから非モテコミットしないということで納得できる。

心の余裕が色々な問題を解決する場合がある。

仕事でも恋愛でも余裕が大切ということ。

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