何科に行くか決めた? 将来性も加味した診療科の選び方

皮膚科は楽な診療科の代名詞としてやり玉に挙げられることが多い。

診療科別では、眼科や皮膚科を志望する医師が多い反面、激務の外科、産科を目指す医師は減っている。

医師が、勤務する地域や診療科を自由に選べるためだ。

(読売新聞より)

医者の間でもマイナーで見下されている科である。

自分も皮膚科医になると思っていなかった医学生時代は、皮膚科を馬鹿にしていたから非難はできない。

ちなみに2chのテンプレに各診療科のステータスがある。

皮膚科:余暇A, 名誉D, 面白さC, 達成感C

眼科:余暇A, 名誉D, 面白さC, 達成感C

精神科:余暇A, 名誉D, 面白さB, 達成感D

循環器内科:余暇D, 名誉A, 面白さB, 達成感A

これが一般の認知だろう。

皮膚科、眼科、精神科の御三家が余暇A、名誉D。

ちなみに内科の花形循環器内科は真逆の余暇D、名誉Aである。

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しかしこれからの医療情勢は厳しい。

医者が高収入を得る時代は終わり、保険診療の枠内で収益を得るのは難しくなるはずだ。

すでに歯科では診療報酬が下げられた結果、保険診療だけでは利益を上げられなくなっているという。

自費診療をしないと成り立たない。

今の保険制度は歯科の診療報酬が低すぎるのです。
それでやっつけ仕事で、ばんばん患者を回すか、自由診療で高額な治療をしないと歯科医はやっていけなくなっている。

過当競争で「悪徳歯科医」が急増中!金儲けのために歯を削る医者

医科も同じ状況になる可能性がある。

今後診療科を選ぶ上で、「自費診療の伸びしろがあるかどうか」というのは重要なポイントになるのではないかと思っている。

特別なことは何もせず軟膏だけ出している皮膚科は潰れると思うが、自費診療の伸びしろという点で皮膚科は将来性があるはずである。

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名誉はないけどね。

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